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とある上条当麻という生き方

  • つぶやき
  • 2017年2月2日
  • 読了時間: 6分

洋画やアニメが好きで

ハマる時期が交互に来る感じ、どちらも知識はそんなに無いけど

好きです

「hulu」や「NETFLIX」を考えているのですが…PS4経由だと通信状況ってどうなのかなぁと思い、試しにアニメ無料見放題の「アニマックスPLUS」に加入してみましたが、なかなかこれが良くて他に手を出す時間がありません

加入後、全話視聴可能の作品をいくつかみていますが、今は「ちはやふる」「弱虫ペダル」がオススメです😊

そのアニマックスPLUSで、記事作成日現在「とある」シリーズの一部が全話視聴可能になっています。久しぶりに見て、やっぱり面白くて。今日はこのシリーズの登場人物「上条当麻」についてです

「とある魔術の禁書目録」

STORY(wikiから引用)

超能力が科学によって解明された世界。能力開発を時間割りに組み込む巨大な学園都市。その街に住む高校生・上条当麻のもとに、純白のシスターが現れた。彼女は禁書目録(インデックス)と名乗り、魔術師に追われていると語る。こうして上条当麻は、科学と魔術の交差する世界へと足を踏み入れていく

最初このシリーズのこと「学園バトル系かなぁ…」と勝手に誤解・敬遠して、アニメをみるまで時間かかりましたがみてみると印象かなり変わりました!今ではかなりオススメです

このアニメ、バトルはメインではありません(あ、でもバトルも大事な要素か)、時々ある萌えなシーンもメインではありません😦

一人ひとりの個性的なキャラクターと、その人間模様、しっかり作り込まれた世界観が見どころで、そこにたまらなくハマり引き込まれてしまいます

そのなかの個性的なキャラクターのひとり、「上条当麻」は学園都市に住む高校1年生。性格は真っ直ぐでお人好し、お人好しすぎて困っている人を見過ごすことができず、色々なトラブルに首をつっこみ不幸や事件に巻こまれやすい可哀想な特性があります

舞台となる学園都市は超能力学園みたいなところ。そこでは人為的な超能力開発がすすめられていて、その能力に応じてLevelが振られています。0〜5までのLevelがあって、能力がすごければすごいほど数値も高くなり、最高のLevel5能力者は学園都市でも数人しかいないほど

んで、この上条のLevelはというと、評価最低のLevel0。「無能力者」と呼ばれるカテゴリー者である(人をLevelで振り分けていることが様々な葛藤を生み出しています、いわゆる能力主義社会、差別の構造です)

ただ、右手には「幻想殺し(イマジンブレイカー)」ってすごい能力があって、超能力とか魔術とかは右手で触るとなんと無効化することができます。

でも、直接事象に触れないと発動しないし、そもそも物理的な力(殴られたり刺されたり銃とか無理)に対しては普通の人間と同様なんら対抗力はありません

要は人外の能力は消せるけれども、消せるだけでただのふつうの高校生です。

敵は化け物能力者だらけで、直接的な魔法や超能力は無効化できても、間接的に建物が壊れたり、爆発が起きたり、爆風で破片が飛んできたりするんです。上条はそんな化け物に戦いを挑んでいくんですが、例えるとそれはリアルな戦場に生身で飛び込んでいくようなものです(だいたいストーリーの終わりは病院送りになっています)

それでも、なぜそんなリスクを冒してまで能力者に挑んでいくのか?理由はいつもひとつです、それは「困っている人を助けたいから」、仲の良い人、見ず知らずの人や出会ったばかりの人でも区別はしません

でも、助けるという行動を取る上条に対して周囲の反応は当然

「関係ない人になぜそこまでするの?」

「他の人にまかせたほうがいいでしょ」

「Level0のくせに何ができるの?」

「(無能力者が行くことが)逆に迷惑だ」

と、冷ややかなだったりします(直接こういう表現では無いけど、ようするに「あんたに何ができるの!」です)

(なんだかこの発想って、今の日本で蔓延している考え方みたいですよね)

でも、それでも上条当麻は

「困っている人を助けたい」と思っています。周りにあれこれ言われることや、見返りなんて考えていません

しかも、「誰かを犠牲に多くの幸せ」という選択肢を全くもっていなくて、最大の幸福を目的にするので、多くのことを望みすぎっ!て周囲からも時々叱られます。でも、それでも上条当麻は、誰かが困っているとき(私利私欲に満ちた困りごとを助ける訳では無いですよ)身体をはってそれら全てを助けようとします。自分も含めてみんなの笑顔が見たいって思っているんですよ。若いという理由だけでは根拠にできない、芯に強い信念を持った生き方。大事なことは、「自分がそうしたいと思っている」ところだと思います

そんな上条の周囲に面白い変化が起きていくんですよ、周囲が「上条当麻」を理解していくんです、あと信頼していきます

これまで否定的だったやつが、理解を示していきます、頼っていきます

上条の暴走も先回りして自然とフォローに回ったり

上条を戒める言葉も、上条を想ったより深い意味を成す言葉に変わったり

何よりも上条当麻という人間への信頼感が高まっていくのが分かります

上条自身もまた変わっていきます、関わることの意味、周囲を見る、頼ること等を知り、感情のまま突っ走るだけではなくなっていきます

でも芯の部分はそのまんまなんです、なんて言うか相互作用で成長して、人間関係がより洗練されていく感じです

そんな彼の行動は、皆に支えられながら深い悩みを持った多くの人を救っていきます(宗教も一つのテーマであるこの作品で”救い”の意味は関連しているのかなぁって勝手に思ってます笑)

また、彼に救われた人は今度は他の人を救う力に変わっていきます、縁がどんどん繋がっていくんです

でも彼自身はそんなことを目的に行動なんてしてません。あくまで目の前の人にできることをしたいって、そんな気持ちなんですよ。

ただ、ここまで聞くと素敵な人物に思えますが

普段だらしなさもあり、勉強もできるほうで無かったりあげく類人猿扱いされたり、もうぼろぼろに言われています。

でも、人ってマイナス要素って当たり前に持っていますよね

今のご時世、完璧と比較されみんな疲れています。不幸でだらしないけど、自分に正直で一生懸命で、そんな人を周囲が理解してなんて、そんな当たり前だけど理想の関係性がつくられていく過程に魅力を感じるのはわっちだけではないと思ったり。

なんだか、現実の良い人間関係や人間理解に繋がる要素も多いと思って

そんな素敵な「かみやん」こと、上条当麻の生き方をアニメを楽しみながら是非😙

あっ、同様に相互作用や成長って要素は、御坂美琴が主人公になる「とある科学の超電磁砲(S)」がオススメです。はじめは孤独に戦う御坂ですが、ストーリーが進むにつれ、他者を信頼し、一緒に危険を請け負ってと言えるようになる、縁を繋いでいくような話でもあるのですが、上条当麻がやばいカッコ良い14話の「約束」は良すぎて何回見ても泣けます😭そこが伏線にもなる最終話の24話「Eternal Party」は、御坂美琴の成長・軌跡の集大成で主題歌祭りも相まってやばいっす…Level5の電撃を体感するくらい痺れます!そのくらい良いです✨


 
 
 

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